22歳のサラリーマンがブログを始めた理由。
いつもブログがそばにあったから
こんばんは。
ブログをはじめてみました。
私は、学生の頃からスマホをいじるのが好きでした。
高校生の頃に初めて買ってもらったスマホは今では懐かしのソニーエリクソン製のスマートフォン「 IS11S Xperia acro」でした。
ガラケーしか知らなかった当時に私にとってスマートフォンの画面の大きさと美しさは衝撃的で、auショップで一目惚れをしたことを憶えています。
買った当初は大画面のネットに高画質カメラに感激し、ルンルンで使い始めたアクロでしたが、買ってから一年が過ぎた頃には不満点が目立つようになりました。
不満点その① 電池持ちの悪さ
Xperia acroは「日本向けスマホ」の走りで赤外線にワンセグ・おサイフケータイ対応と、何かと多機能な機種でしたが、バッテリーの消費も激しく夕方頃には充電がなくなってしまう事が当たり前でした。
当時学生でお金がなかった私はアマゾンで格安の交換バッテリーと充電器を買い、なんとか使っていましたがこの体験は後々私の中に「Androidのイメージ」として深く残ることになります。
不満点その② 動作もっさり 要らないアプリがてんこ盛り
約2年間使ったXperia acroですが、特に重い作業を行っていなくてもアプリが強制終了したり、フリーズして動かなくなることが度々発生していました。
スマホを覚えたての私は全く気にしていませんでしたがこの機種はメモリがわずか512MBという今では考えられないほどの低スペックでした。
そんな貧弱なメモリにも関わらず各種プリインストールアプリたちが常駐することで常にメモリ容量を圧迫し、動作不良や電池の浪費を引き起こしていたことを後で知りました。
不満点その③ iPhoneの素晴らしさを知ってしまった
私がこの機種を使い始めた2011年は私が暮らした田舎町では、まだまだスマートフォンが普及していませんでした。ウィルコムのハニービーが可愛いだとかスライド式のガラケーがかっこいいとみんなで話していたような時代でした。ブラウザやYouTubeが大きな画面で観られることが珍し買ったので私のXperiaを見た友人たちから「あいほん貸して」とよく言われていました。
そんな2011から時代は2012年へと変わります。
「スマートフォン」「iPhone」「アプリ」「パズドラ」といった言葉が徐々に認知され
私の周りにもスマートフォンデビューする人が増えてきました。
特に私の周りではiPhone4sが大人気でその画面の美しさとなめらかな動作に私は二度目の衝撃を受けたのです。
当時、HDのディスプレイさえ普及していなかった時代にRetinaディスプレイはあまりに緻密で高精細でした。特にiPhoneを見た後のXperia acroの画面はぼんやりとして見えました。特に文字はその差が顕著だったことを未だに覚えています。
この体験も私に後々「文字がぼやけない。ギザギザにならない。ドットが見えないディスプレイが最高である」という思想を生むことになります。
衝撃を受けたのはiOSのなめらかで安定した動作です。
こればかりはもう天と地ほどの差が当時はありました。
「AndroidはカクカクでiPhoneの方が全然いい」「電池持ちが最悪」
「AndroidからiPhoneに変えた」「動きが全然ちがう」
スマホユーザーに話を聞くとどれもよく聞く意見ではないでしょうか。
実際に当時のAndroidは現在ほど洗練されていない状態で、不要なアプリの無効化も出来なかったのでパフォーマンスはお世辞にも良いとは言えませんでした。
実は私もiPhoneに乗り換えた一人で、現在メインのスマホはiPhone5sを使っています。
今なら気軽に機種変更が出来ますしAndroidも洗練され再び人気が出てきています。
ただ、2012年当時の私はXperiaをいかに快適にするか考えては格闘していました。
そんな中で出会ったのがガジェット系のブログでした。
そのブログを参考に様々な方法を試し少しでも快適にと日夜研究を続けた結果パソコンすら満足に触ったことのなかった私がrootをとったりスマホに詳しくなったりしていました。
そんな学生時代からあっという間に5年が経ち、社会人となった私は今、スマホやMVNOに関わる仕事をしています。
今の私の中にある「わくわく」を育んでくれたのはダメダメなスマホと、様々な情報をブログに書き綴っていた当時のブロガーさん達が原点だと感じています。
わからないことを解決するヒントや「へぇ〜」と思う発見はいつも皆さんのブログと共にありました。
息抜きに見れるような、でもたまにはプラスになる情報があったりする。
そんなブログにしたいなと思います。